ホワイトニングで痛みが出た場合の対処法と予防法

ホワイトニングの施術では、薬剤の強さや熱の刺激によって痛みを感じることがあります。
歯髄やエナメル質の直下にある象牙質には痛みを感じる知覚神経があり、
これが刺激を受けると熱さや冷たさなどに対して染みるような痛みを感じたりします。

この記事では、ホワイトニングで痛みを感じた場合の対処法と、痛みを感じないための予防法をご紹介します。

対処法①安静にする

強いホワイトニング剤を使用したときに起こる痛みは、ほとんどの場合が一時的なものです。
冷たいものや刺激になるものを避けて安静にしましょう。
また、痛みがひどい場合には鎮痛剤を処方してもらえることもあります。

対処法②市販薬で歯をコーティングする

エナメル層を強くするフッ素で手当てする方法です。
具体的には、市販の歯磨き粉やジェルなどでケアします。
もしくは、知覚過敏用の歯磨き粉を使ってケアするのもいいでしょう。
カリウムイオンが歯を保護して、刺激を軽減してくれます。

予防①虫歯の治療をしておく

歯に何らかのトラブルがある状態でホワイトニングを行うと、痛みが起こる可能性が高くなります。
歯を治療せずに濃度を薄めてホワイトニングをすることもできますが、濃度が薄いと思ったような白さにならず、施術に時間がかかってしまいます。

ホワイトニング前に一度歯医者を受診して問題がないか確認してもらうとよいでしょう。
虫歯や知覚過敏などの問題があった場合には、治療してからホワイトニングをしましょう。

予防②清潔な口内環境を保っておく

上記の通り、歯にトラブルがあると痛みを感じやすいので、口内環境を清潔に保つことが大切です。
歯石や歯垢が歯にこびりついた状態だと、歯周病の原因ともなりかねないので、定期的に歯のクリーニングを受けるとよいでしょう。